初日が開けて。

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初日無事終了しました。
ほっ。

開演前、「演出でも緊張するの?」と聞かれたんですが、
ええ、緊張します。しますとも。
演出業務を担当するようになって「舞台は役者のもの」ってのはホントだなと痛感しています。
結局、幕が上がってしまえば(幕は無いけどこれいかに)僕が出来ることなんて何もなく。出来ることはと言えば、せいぜい紙にお小言と要望をメモすることぐらいです。
「きゃー!」と叫びたくなるような出来事が舞台上で起こっても、見守るか頭を抱えるかくらいしかできません。
逆に、
本番中、稽古でずっとうまくいかなかったところを軽々とこなす俳優が現れたりします。(「何で稽古でできねーんだよ!」と若干カチンとくるけど「わっほい♪」と心躍ります)
これってお客様の力だと思うのです。
お客様の視線や雰囲気が、俳優にスキル以上の演技をさせる力になるわけです。
そう考えると、「舞台は俳優と観客のもの」と言えるのかもしれません。
ま、結局僕には何もできないんですがね・・・。

そんなわけで、何が言いたいのかといいますと。。
皆さま!開幕した舞台を俳優たちと一緒に作り上げに来て下さい!
楽しんでいただける作品になっていると思いますので。
俳優たちと楽しさを共有していただければ!
ぜひぜひ、下北沢・楽園へ足をお運び下さいませー!!!


(写真は重要な出演者のお一人)