作・演出の横田です。
『誰かの町』の参加ゲストのご紹介、二人目は辻川幸代さん。短篇『お巡り』(2013)『ある冬の朝、Kは』(2014)に続いて三回目の参戦ですね。私はいつも「ヒメ」や「ねえさん」と呼ばせて頂いてます。いつもありがとうございます!
ヒメが舞台に出てくるとなぜかほっこりします。さらに一瞬一瞬を本気でがっつり生きていますから、常にハラハラドキドキ目が離せません。この「ほっこり」とハラハラドキドキが同居してる感じがヒメの最高に素敵な点なのではないかと思います。
俳優もスタッフも皆、稽古場には何かしらの企みを持ち込みます。ヒメだって例外ではありません。時々意味不明なこともありますが、貪欲に、ストイックに面白さを追求するアグレッシブなところがまた本当に素敵なのです。
今回のヒメは主に主人公の母親「有野瑞穗」と駐在の「松田」を演じます。笑えて泣けるヒメの魅力大爆発の舞台『誰かの町』。必見ですよ!