ゲストのご紹介・福永理未

作・演出の横田です。

ゲストのご紹介、最後になります。

 

さとみん(福永理未氏)との出会いは『ムラムラギッチョンチョン』(演出/青木シシャモ 2017)でした。その後『あるサラリーマンの死』(2018)、『亡者の時代』(作・演出/青木シシャモ 2020)に続き今回、タテヨコ企画4作目の参戦になります。

 

えーとね、彼女は良いところだらけなのですが、何より芝居ができるのです。特に素晴らしいと私が思うのは、舞台上での他者とのやり取りがしっかりしてるのですね。「しっかり」なんて書くと堅苦しい印象が強いかもしれませんが、もちろんそんな意味ではありません。私は、他者とのやり取り(コミュニケーション)なんていい加減なぐらいが丁度良いと思っています(無論ちゃんとするところはした上でね)。そんな適当なやり取りを彼女はさらっと舞台上でできるのです。自分の言葉ではない科白でこれを行うのは言うほど簡単じゃありません。技術よりも豊かな感性が必要です。そう、繊細な感性こそが彼女の最大の魅力ではないでしょうか。

 

今作ではヒロイン役の「高橋春子」を演じます。他にも動物とかいろいろね。同じようなマスク写真ばかりで誠に恐縮ですが、お芝居では十変化ぐらいしてますよ。さとみんの魅力大爆発の『誰かの町』、必見です!

 

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