大阪の思い出・その1

今日から数回に渡って、大阪で行ってきた過去の公演を振り返ってみようと思います。

 

タテヨコ企画WEST 第一回公演
『待たない人々』作・演出 横田修
【東京公演】2015年12月5日(土)、6日(日)【大阪公演】2015年12月12日(土)、13日(日)

【出演】舘智子、向原徹、大塚あかね、服部健太郎(以上タテヨコ企画・東京)
    *大塚あかねは東京公演、服部健太郎は大阪公演に出演
スペシャルゲスト】髙安美帆(エイチエムピー・シアターカンパニー/大阪)

 

舞台写真:『待たない人々』(左から)高安美帆、舘智子、向原徹

 私が初めて大阪で行った公演です。劇団の本公演ではありません。生活の拠点を関西へ移したばかりの頃、東京と大阪から俳優を招いて作品を作ったのでした。いやぁ、もう七年も前の話になるのですね。びっくりです。

 

 このお芝居のモチーフは『ゴドーを待ちながら』でしたが、方言に関する話題と台詞を沢山描いた記憶があります。大阪暮らしを始めたばかりで関西弁が気になって仕方なかったのですよ。しかし当然といえば当然なのですが、大阪へ住み始めたばかりの私に対して誰も関西弁を使ってくれません。目の前で交わされる方言によるやり取りに、やたらと憧れたものでした(ただ寂しかっただけかもしれません)。もちろん関西弁と一括りにできないほど方言の幅は広いのですが、当時はそんな当たり前のこともよく分かっていませんでしたね。スペシャルゲストの高安さんには、私の台詞を方言に変換して頂きました。

 

 東京では学習院女子大学の演劇フェスに参加しました(pafe.GWC2015)。大阪公演はIKサロン表現者工房(現・表現者工房)と共催でしたね。懐かしい!まだ表現者工房1Fのノワールができる前の話です。

 

 タテヨコ企画WESTなんて仰々しく宣ったわりに一回しか公演してません。いつになるかは全く分かりませんが、いつの日か二回目をやりたいものです。

 

 

 さあ。『ゾウとパンダと見えない虹のはなし』大阪公演はいよいよ来週末。

 お時間許しましたら是非表現者工房へ足をお越し下さい。決して損はさせません!

 

◎予約フォーム(大阪用)
https://www.quartet-online.net/ticket/tateyokokikaku42osaka?m=0ahcgdc

 

 

横田修 拝