大阪の場当たりの日

 作・演出の横田です。日付が変わってしまいましたね。

 

 一昨日のうちに舞台仕込みを終え、昨日は場当たりでした。表側(お客様から見えるところ)はできていますが、裏側(お客様から見えないところ)は劇場に合わせて作らなくてはいけません。特に小劇場は小さな空間なので、俳優同士がぶつからないように、表を見てるだけでは全く想像できないダイナミックな展開が裏で起きています。

 

 もう一つ場当たりで大切なことは、舞台、照明、音響とお芝居を合わせることです。各々プランを立てますが、劇場に入らないと実際のところは分かりません。

 

照明班:(左より)江花明里、中佐真梨香

 イケてる女子ですね。今回照明プランは中佐さん。江花さんはオペレーターです。中佐さんには『三人の姉妹たち』(2019)、『谷繁』(2019)、『家族のカタチ』(2022)でお世話になりました。大阪に来ていない『誰かの町』(2021)もそうでしたね。今回は舞台上にUFOのような可愛い電灯を吊って頂きました。チョイスがいつも最高です!

 

音響:近藤海人

 音響の近藤海人君。おにぎり君の愛称で慕われています。カメラを向けたら髪から発する妖気が眼鏡に反射していました(危ない!)。過去には『誰かの町』(2021)、『家族のカタチ』(2022)にてお世話になっています。今回は夏の動物園で聞こえてくる音を色々と流して頂きました。

 

 殿(しんがり)は忘れちゃいけない舞台美術の濱崎賢二君。写真はありませんが、調べてみると付き合いは2007年の『ムラムラギッチョンチョン』からでした。15年前ですねぇ。長すぎるので全部は書き出しません。毎度、他では見ることのできない素敵な空間を作ってくれます。

 

 様々な人たちの力を借りて舞台はできています。今日はもう大阪初日。お陰様で満員御礼となりました!(土日の回はまだ若干余裕がございます)今後、しばらく大阪での公演予定はありません。タテヨコ企画『ゾウとパンダと見えない虹の話』が今日から始まります。皆様のご予約・ご来場を心より待ち申し上げます!

 

横田修 拝

 

追記:東京公演関連のツイートをまとめましたのでご覧下さい。

【東京公演感想まとめ】 https://togetter.com/li/1944196


◎予約フォーム(大阪用)
https://www.quartet-online.net/ticket/tateyokokikaku42osaka?m=0ahcgdc