『地球が回る』稽古日誌4改め『愛してるよ、ビール!』見学日誌

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ひと雨ごとに秋が深まってまいります。
同じように、ひと通しごとに芝居も深まっていくのであります。

うまいこと言えた。
もう満足です、今回のブログ。
では、さようなら!

というわけにもいかないので、
今回はあえて『愛してるよ、ビール!』チームについて書いてみようかと思います。
題して!

《『愛してるよ、ビール』のココがスゴい》

1.タテヨコ企画俳優陣が元気!
気のせいでしょうか?いや、気のせいではないはずです。奴ら僕のときよりも横田のときよりも一際楽しそうにやってます。
何でしょうか?!悔しいです!でもその楽しさが芝居に乗っていてとても善き感じです。あと、やっぱり安心します、劇団員同士の芝居は。

2.若手俳優二人組がキラキラ!
ミレナさんと田中彩優希さん。懸命に稽古に望む姿も、普段ケラケラしてる姿も輝いてやがります。
これが若さというものか。。ちっ、羨ましい。
彼女らには中年劇団タテヨコ企画から盗める部分があれば全部持って行ってほしいです。タテヨコ企画は若い人二人からたくさんのことを学んでます、間違いなく。
善き刺激をしあえてるように見えます。

3.演出家がかっこいい!
作演出の岡本苑夏さん。稽古をチラ見してて思うんですけど、居ずまいといい演出の指示の仕方といい、ダンディ。。
タテヨコ劇団員は「そんちゃん」と彼女のことを呼んでいますし、僕も本人がいない場所ではそう呼んでいます。
しかし、本人に「そんちゃん」とは死んでも言えません。まぁ、がんばって「そんさん」普通は「岡本さん」といったところでしょう。
本当は「ボス」と呼びたい!「へい、ボス」「押忍、ボス」「草履あたためておきました、ボス」。。。
キャストの若者と中年をちゃんと繋いでいて、座組がボスを中心にちゃんとまとまっていて稽古場の雰囲気がいい。良い作品になる気しかしません。

4.現在と過去、変わるものと変わらないもの。
コロナを経験した世の中。そこに登場するちょっと懐かしくちょっとおバカな愛すべき人々のやり取りを描いています。
RAFTでDADADA宣伝動画4(https://youtu.be/eIKe6JN3DpI)で舘座長がちょっと触れてますが、僕も初めて通し稽古を見たときにウルウルきてしまいました。「そういう作品じゃない」とボスは仰っていますが、いや、これ、観る世代によって受け取り方がちょっと違うかもしれません。
皆さまにもご覧いただきご感想を伺いたいです。あんまり書くとアレなんで、これくらいにしておきます!

はて、長々と書いてまいりました《『愛してるよ、ビール』のココがスゴい》ですが、会場でご覧いただければもっと、配信でご覧いただければもっともっとスゴいところが見つかるはずですっ!

本日で稽古は終わり、明日からはRAFT。
まさにRAFTでDADADA!
皆さま何卒よろしくお願いいたします!!