8/16固定観念や思い込み

様々な人が集まり同じ台本を読んで稽古していますが
当然さまざまな感じ方や価値観があります。
人って色々だよね~
難しいよね~
だけで終らせず、ひとつの作品を皆で作り上げる中で
様々な立場で何をどうしたら良いのかわからないことにもぶつかります。
答えが分かって動いたり試したりもするし、
答えがわからないまま、動くこともあります。
わからない時、少しでもYES!とかハッピーが見つかりますように。と自分にも他者にも思います。
お互いに、認めあったり、更にぶつけて頼ってみたり、話し合ったり、することもあれば、
あえて話し合ったりせず、月日を経てみることや、身体をわざと変えてみたり、自分の価値観から外れた事をしてみたりすることもあります。

大概人は自分が正しいと思って人に何かを伝えたりします。
だから人間らしくもあり、面白くもあり、憎たらしかったり、けしからん!と思われることも含むかもしれません。
戦争はお互いに正義を主張しあっています。
でも、演劇創作は真剣勝負でもあるけど戦争ではなく、
人の対話であったり何かと対峙した詩情だったりします。
戦争という皮肉を描くならいかに対話が成り立っていないか、齟齬や虚しさを意図的に構築するのでしょうが。

ただ、演劇はとにかくひとつの作品で最後のシーンまで同じ船?同じ飛行機?に乗るわけで
どこをどう通ってどんな風に感動体験出来るかは、ひとりだけでは成り立ちません。
本番中の見えている時間だけではなく、その他の稽古場での過ごし方、お互いにどれだけモチベーションや元気を与えられるか、自分も歓びを見いだせるか、皆と共にあれこれ体現してみて、ひとつひとつ稽古場の共感を力にしていけたらなと。
全てが皆の力に繋がる時間だから、自分を否定したら、
自分の事を好きでいてくれる人の事も否定することに繋がるから、私は出来なくて失敗しても反省はするけど自分を否定しないように気を付ける大切さを誰かの街の公演の後にようやく思うようになりました。遅すぎてもう追い付かないことだらけ。でもそこから歩んでいます。

観てもらう方々に楽しんでもらうために
たくさん楽しみを見つけたい、見つけるぞ!そんな気持ちです。

長くなりごめんなさい!

朝子でした

写真は友人が美味しいからと贈ってくれたかまがやの梨🥰

色々なことに
ありがとう。